ぼっちが辛い「そこのあなたへ」
プロのぼっちである私の過去
内向的であまり人と話さないような物静かな人は生きづらい現状です。
学校に行きづらくなって不登校になる気持ちは痛いほど分かります。私は、3人以上のグループワークは話に入っていけなくなるため嫌いです。今までずっと陰キャラで目立つことがとても苦手です。高校では友達が一人もできませんでした。
別に話すことができないわけではなく特に苦手意識もありません。ただ人に話しかけることがどうしてもできないのです。
今まで不登校に2回なりかけました。その内1回は人間関係の悩みでした。担任の先生がとても嫌いでした。
このような悩みを持つ人は少なくないと思います。我々陰キャラは自分たちが不利な世界でどう生き残っていったら正解なのでしょうか?
わざとぼっちになる
友達がいないなら一人の時間を大切にしましょう。
ぼっちにもメリットはあります。
まずは物事の上達についてです。優れた人たちは集団練習よりも個人で練習する時間が多いです。周りに人がいるような状況下では周囲に気が散り、自分と向き合うどころではなくなってしまうのです。1人になるとうまいこと集中状態になれるわけですね。
例えば物凄い天才画家とか1人で部屋にこもって全身全霊で絵と向き合っているイメージがありますよね。そうしていい作品が生まれるということです。
ブレインストーミングの崩壊
他にもブレインストーミングはオワコンになっています。ブレインストーミングとはよくあるアイディア会議のようなものでして、
1 判断や批判をしない
2 みんなでアイディアを多く出す
3 アイディアをブラッシュアップする
という手法です。これには問題点がありまして、個人で考えた方が実はアイディアは多く出せるというものです。また、他の人がいる中で自分の案を言うのは言いにくいです。よって、ブレインストーミングは後々大して役に立たないことが分かってきました。
みんなで一緒に考える方法は使いものにならないということです。
これを応用すると、勉強会も役に立たないと思います。友達と何人かで一緒に勉強しても大して勉強が進まず途中で飽きてしまうという経験は誰にもあるはずです。問題解決のためのアイディアも出てこなくなると思います。
私も1人の方が勉強や読書ははかどります。(まあ、一緒に勉強する友達がいないだけなんですがね...)1人でやる方が集中できますし、読書なら暇な日が1日あれば3時間ぐらいは自足させられますし。
ぼっちの私からのコメント
ぼっちを気に病む必要はありません。活かし方次第ではないでしょうか。もしも、私が偉くなったらぼっちの人に理想的な教育環境を提供することをお約束します。
参考文献
スーザン・ケイン 『Quiet 内向型人間の時代』(講談社 2013年)